横審、朝青龍のガッツポーズに“物言い”
2009.01.28 Wednesday | category:スポーツ
大相撲の横綱審議委員会(横審)が26日、東京・両国国技館で開かれ、復活優勝を果たした横綱朝青龍(28)のパフォーマンスに“物言い”が付いた。千秋楽の優勝決定戦後に、土俵上で見せたガッツポーズ、バンザイなどを問題視。日本相撲協会・武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)を通じて厳重注意することを要望した。協会トップは29日にも師匠の高砂親方(元大関朝潮)を呼び、厳重注意する。
記事本文の続き 優勝気分を満喫する朝青龍の“暴走”を見逃さない。5場所ぶりの復活優勝を高く評価した横審だが、横綱としての品格が欠如した行為を強く批判する意見も続出した。
「優勝した瞬間のガッツポーズなどはいかがなものか。伝統ある相撲の場所でのパフォーマンスを問題とする指摘があった」。海老沢勝二委員長(元NHK会長)が説明するように、復活を果たした横綱の見苦しい行為に対し、沢村田之助委員(歌舞伎俳優)らからも強硬な言葉が相次いだ。
問題視されたのは、優勝決定戦後の土俵上で見せたガッツポーズやバンザイ。「礼に始まり、礼に終わる」「勝っておごらず、負けて腐らず」など、負けた相手を思いやる礼節を重んじる相撲界ではご法度の行為だが、朝青龍は優勝を決めた瞬間などで度々、みせてきた。相撲界の常識から逸脱するパフォーマンスを見逃してきた横審だが、ついに重い腰を上げた。
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横審、朝青龍のガッツポーズに“物言い” (2009年1月27日 9:19 iza)