【WBC分析】連覇のキーマンはアイツだ 国際舞台に強いのは誰?
2009.02.23 Monday | category:スポーツ
野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で連覇を目指す日本代表28選手が22日、決まった。原辰徳監督率いる「侍ジャパン」のメンバーの中で、重圧のかかる国際舞台で過去に抜群の勝負強さを発揮できそうなのは誰か。前回のWBCと北京五輪の成績で検証した。(田中充)
記事本文の続き 【野手編】外野部門では、イチロー(マリナーズ)が前回のWBCで打率・364と実力を発揮している。今回もチームリーダーとして大きな期待がかかる。一方、福留(カブス)は・182。韓国との準決勝では先発からも外れたが、この試合で代打で先制2ランを放ち、日本を決勝進出に導いた。今回は所属するカブス内でレギュラー争いもあるだけに、安定した成績が求められる。左翼候補の青木(ヤクルト)は前回は控えだったが、北京五輪では全9試合に先発出場して・294。チーム最多タイの10安打、7打点を稼いだ。
内野部門では、二塁での岩村(レイズ)が前回大会で打率・389と物おじしない性格で活躍。一方、中軸候補で巨人の小笠原は前回は・231と低迷した。ただ、日本ハムと巨人で3年連続優勝に貢献しており、重圧の心配はなさそうだ。
【投手編】「先発3本柱」は、前回大会MVPの松坂(レッドソックス)が3試合で3勝と文句なしの成績。一方、ダルビッシュ(日本ハム)は北京五輪で3試合に投げて1敗(防御率5・14)、アテネ五輪以来の岩隈(楽天)もアテネでは1試合で防御率10・80だった。2人が過去を教訓にしているかが注目される。「第4の先発候補」の杉内(ソフトバンク)は前回のWBCでは使用球に対応できずに、防御率5・40と安定感に欠き、今回は雪辱を期す舞台だ。
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【WBC分析】連覇のキーマンはアイツだ 国際舞台に強いのは誰? (2009年2月22日 18:55 iza)